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【Kizuna AI - Sky High】考えさせられる歌の内容とは?歌の感想と歌詞の意味など考察してみた

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キズナアイさんの新曲MV【Kizuna AI - Sky High】ついに公開されましたね。

 

Kizuna AI - Sky High(Prod.Yunomi)【Official Music Video】

 

今回は「Teasar Movie」として事前に本家MVとは別に、紹介用として作ったと思われる数秒程度の動画も事前に公開されたりして話題を呼んでいました。

 

そんな今話題のこの歌を通じて私が「感じた事」やこの歌が「伝えたかった事」を考察してみようと思います。

 

目次

 

キズナアイ - Sky High】の歌詞

原始の海、君は君になるのさ

欠片を生み、呼吸をして

君だけのスタイル 揺蕩うタイム

オリジナルはやがて眠る

受け継がれた遺伝子が 雪のように降る

 

舞い散れ、ひらりひらり

星を埋めてゆけ

あの日に夢見た空の色を描いてゆけ

 

さあ、スカイハイ 窮屈なこの部屋を飛び出すのさ

まだ見ない明日が照らす空は

君だけの色、スカイハイ

ああ、それが僕じゃなかったとしてもいい

繋ぎたいハートがそうきっと

広がってる未来

広がってる未来

 

言葉だけじゃきっと伝わらなくて

まだ知らないこの気持ちは

新しいワード、目指すニューワールド

海を超えて駆け巡るわ

思い描いた遠い世界が

目の前に開く

 

ほら手を伸ばせば君の夢に届きそう

長い眠りから覚めた声で聞かせて

ハロー!

 

さあ、スカイハイ

手を伸ばすその先を君と見たい

カラフルに彩った空は君だけの色

スカイハイ

いつの日かそれを僕と呼べるのなら

何回だって言おう

ハロー、君と描く未来

君と描く未来

 

スカイハイ

窮屈なこの部屋を飛び出すのさ

まだ見ない明日が照らす空は

君だけの色、スカイハイ

ああ、それが僕じゃなかったとしてもいい

繋ぎたいハートがそうきっとーー

 

さあ、スカイハイ 手を伸ばすその先を君と見たい

カラフルに彩った空は君だけの色

スカイハイ

いつの日かそれを僕と呼べるのなら

何回だって言おう

ハロー、君と描く未来

歌詞は公式動画より引用

キズナアイ - Sky High】の歌詞の内容とは?

この新曲Sky Highは、最近分裂したことで話題になっていたキズナアイさん本家(初代キズナアイ)の中の人が、分裂を決意した際の不安と期待や、他の様々な気持ちが歌の中に込められているようです。

 

そのことを、曲を制作したYunomiさん自身が語っています。

 

つまりこの曲は、現在沢山いる様々なアイちゃん達皆の歌ではなく、今まで一人で頑張ってきた初代キズナアイちゃんのための歌であり、彼女の心の声を叫んだ内容になっているのです。

 

その内容は歌詞にもしっかりと表れています。

 

ハイテンションながらも不安をよぎらせる歌詞

曲は全体的に見ると非常にアップテンポで、何も考えずに聞いていればノリノリで楽しくなってくるような作りになっています。

 

歌詞も未来志向で

舞い散れ、ひらりひらり

星を埋めてゆけ

あの日に夢見た空の色を描いてゆけ

 

 

さあ、スカイハイ 窮屈なこの部屋を飛び出すのさ

まだ見ない明日が照らす空は

君だけの色、スカイハイ

 

初代キズナアイちゃんの未来に進みたいと願う気持ちが歌詞からすごく伝わってきます。

 

しかし、歌詞をよく観察してみると

原始の海、君は君になるのさ

欠片を生み、呼吸をして

君だけのスタイル 揺蕩うタイム

オリジナルはやがて眠る

受け継がれた遺伝子が 雪のように降る

 「オリジナルはやがて眠る」

さあ、スカイハイ 窮屈なこの部屋を飛び出すのさ

まだ見ない明日が照らす空は

君だけの色、スカイハイ

ああ、それが僕じゃなかったとしてもいい

繋ぎたいハートがそうきっと

広がってる未来

広がってる未来

 「ああ、それが僕じゃなかったとしてもいい」

 

と、未来志向ながらも「私は未来にはいない」「未来にいる私は”私”ではなくてもいい」と”未来に私はいない”事をよぎらせる内容になっており、これにきずいた人は「え?アイちゃん消えちゃうの?」と思った方も多いはずです。

 

そして、歌詞ではこうも書かれています。

舞い散れ、ひらりひらり

星を埋めてゆけ

あの日に夢見た空の色を描いてゆけ

「あの日に夢見た空の色を描いてゆけ」

 

この部分を見て「私は元々心に決めていた.。私は止まらない」といった「決意の重さ」も感じますね。

 

それを踏まえた全体的な歌詞の意味合い

では、個人的な考察ではあるものの、歌詞の伝えて意図を上の内容を踏まえて考えてみたいと思います。

 

歌はここから始まります。

原始の海、君は君になるのさ

欠片を生み、呼吸をして

君だけのスタイル 揺蕩うタイム

オリジナルはやがて眠る

受け継がれた遺伝子が 雪のように降る

「 原始の海」

なんにでもなれる世界のことでしょう。

 

「君は君になるのさ」

つまり新しい声優のキズナアイは、「君だけのスタイル」を持つキズナアイになれるよ!と応援しているように感じます。

 

「オリジナルはやがて眠る」「受け継がれた遺伝子が雪のように降る」

初代キズナアイも中の人が無限に続けられるわけじゃありません。(Vtuberって中に人がいますからね(笑))

 

コンピューター的存在のAIが死ぬことは基本的に無いはずです。

 

ではこの言葉は何を指すのかと言えば、キズナアイの中の人にしか当てはまりません。

 

続けられる限界が来て引退したとしても、個性のあるキズナアイ達が”キズナアイ”を「受け継いでくれる」こと願っているのかもしれないですね。

 

舞い散れ、ひらりひらり

星を埋めてゆけ

あの日に夢見た空の色を描いてゆけ

 

さあ、スカイハイ 窮屈なこの部屋を飛び出すのさ

まだ見ない明日が照らす空は

君だけの色、スカイハイ

ああ、それが僕じゃなかったとしてもいい

繋ぎたいハートがそうきっと

広がってる未来

広がってる未来

「窮屈なこの部屋を飛び出すのさ」

白いヴァーチャル空間のことでしょうが、どこに飛び出すのでしょうか?

 

「ああ、それが僕じゃなかったとしてもいい」

これも中の人の願いだと思います。

 

自分がいなくなっても”キズナアイ”は活躍し続けて欲しい。そう言った願いが込められていそうです。

 

言葉だけじゃきっと伝わらなくて

まだ知らないこの気持ちは

新しいワード、目指すニューワールド

海を超えて駆け巡るわ

思い描いた遠い世界が

目の前に開く

 

ほら手を伸ばせば君の夢に届きそう

長い眠りから覚めた声で聞かせて

ハロー!

「言葉だけじゃきっと伝わらなくて~目の前に開く」

海外のファンの方のことではないでしょうか?

 

私(キズナアイ)の言葉(多分日本語)では気持ちを伝えきることが出来ない。

 

そこで新しいワード(言語)をインストールし、新しい世界ニューワールド(世界)へ海を越えて気持ちを伝えたい!

 

昔は遠かったその目標が今目の前まで来ている。

 

「ほら手を伸ばせば君の夢に届きそう」

新しい君(”キズナアイ”)へ「がんばれ!」と言いたい気持ちが伝わってきます。

 

「ハロー!」

英語キャラの予感。

 

さあ、スカイハイ

手を伸ばすその先を君と見たい

カラフルに彩った空は君だけの色

スカイハイ

いつの日かそれを僕と呼べるのなら

何回だって言おう

ハロー、君と描く未来

君と描く未来

「手を伸ばすその先を君と見たい」

自分が引退した後のことほのめかしたり、新しい”キズナアイ”に応援しながらも「皆と先を見たい」と皆と一緒に頑張りたい旨を感じます。

 

「君と描く未来」

この歌を聞いて私も、新しい”キズナアイ”を応援していこうと思えるような気がします。

 

ぜひ頑張ってほしいです。

 

Teaser Movieから見えてくる内容

新曲「Sky High」には三つの勧誘用「Teaser Movie」があり、それぞれ歌詞の内容を補完するような様々な印象を与えてきます。

 

Teaser Movie1

Teaser Movie1では始めにDNAが映し出され、それから沢山のキズナアイが現れます。

 

受け継がれた遺伝子が 雪のように降る

「0:22」この歌詞の部分では沢山のキズナアイとともに後ろには星雲の画像

※星雲とは ガスや塵の集まり

 

舞い散れ、ひらりひらり

星を埋めてゆけ

「0:27」この歌詞の部分は後ろに小惑星の画像

 

あの日に夢見た空の色を描いてゆけ

「0.35」ではついに銀河系の画像

 

と、塵→小惑星→銀河とはっきりとした存在に変化していきます。

 

それを過ぎると

さあ、スカイハイ 窮屈なこの部屋を飛び出すのさ

「0:40」で「窮屈な」という言葉とともにひびの入った空間の背景が写り、

 

 君だけの色、スカイハイ

ああ、それが僕じゃなかったとしてもいい

「0:50」ではついに電子と電子の配列的ないかにもAIっぽい空間からTeaser Movie2の現実世界編へとつながっていくのです。

 

Teaser Movie2

現実世界にやってきたキズナアイは様々な人に見られることになります。

 

まず初めに「イラストレイター」と思われる人に視聴されていたり、次は「カフェで休憩中の人々」、それからも「雑誌her.を購読してる人」や「お弁当を食べている人」「カメラが好きな人」「パソコンで作業中の人」「外出中の人」「テレビを見ている人」「布団に横になっている人」しまいには「コインランドリーで洗濯待ち」の人まで

 

こうして様々な人に見られるようになったキズナアイは、最後にパスポートと海外の地図を持ち新しい世界に飛び出そうとする人に、連絡するという形で終わりを迎えます。

 

先ほど

「窮屈なこの部屋を飛び出すのさ」

白いヴァーチャル空間のことでしょうが、どこに飛び出すのでしょうか?

 

と私は言いましたが、こういったところに飛びだしていたんですね。

 

Teaser Movie3

Teaser Movie3は1.2と違い、ダンスメインの動画になっています。

 

まとめ

今回の新曲【Kizuna AI - Sky High】は、初代キズナアイの心情を詰めに詰め込んでいるため多くの人に届いてほしいですね。

 

それと、この歌のおかげで新しい”キズナアイ”達のことを受け入れたいと思っている自分がいます。

 

これからも、頑張ってほしいです。

 

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